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 新しい年が明けて、大変に寒くなっていますが、気分的には世の中が少し明るくなっているように感じられます。宵えびすに西宮神社にお参りしましたが、気のせいか人々の表情が華やいで見えました。屋台の電燈がオレンジ色の懐かしい光を放っていて、真冬の夜の冷たい空気を暖かく包んでいるようでした。良い年でありたいという参詣の人たちと、想いをともにしているという連帯感で幸せな気分をもらって、奮発した大きいほうの福笹を携えて帰りました。

 参詣の後、西宮は酒どころでもありますから、熱燗をひっかけて帰られた方も多いのではと思います。白状しますと、小生もその一人です。しかし、お酒を飲む量が多過ぎますと、いろいろな病気を引き起こしてしまいます。そのひとつが痛風です。これは関節に尿酸という物質がたまって炎症を起こしますが、とくに足の親指の関節や足関節が赤く腫れて強い痛みがでるので、大変につらい病気です。現在では、痛風患者は50万人にのぼっており、その予備軍である高尿酸血症(血中の尿酸値が高い状態)は数百万人に達しています。
ヒトがなぜ痛風にかかるようになったかについては、面白い話があります。本来、哺乳類には尿酸を分解する能力(酵素)が備わっていたのですが、進化の過程で、サルなど霊長類からヒトまでが尿酸を分解できなくなりました。それでも人類がお酒を飲んだり、肉食をするまでは、問題がなかったわけです。

 ビタミンCも同じように、霊長類から体内で作れなくなりました。樹の上で生活し、十分なビタミンCが摂れていたので、作らなくてもかまわなかったのでしょう。ところが、新鮮な野菜や果物が摂れない生活(大航海時代など)になると、壊血病にかかったということのようです。ビタミンCは老化の予防にも役立つと言われていますが、現代人はビタミンCの摂取量が不足気味のようです。また風邪の予防効果があるとも言われています。冬に不足がちな野菜や果物を十分に食べて、深酒を避けて、暖かくして、春を待ちましょう。

2014.2.7 院長 河田純男

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