• ホーム
  • 病院のご紹介
  • 診察予定表
  • 交通のご案内
  • お問い合わせ

病院のご紹介

画像

 梅雨に煙る新緑には、心が洗われるような格別の趣があります。雲間から明るい陽光が降り注いできた時、私たちは虹を戴いた山並みに心を弾ませることでしょう。
 一方では、夏になると、寝苦しい夜が煩わしくなってきます。近年、よく話題にのぼる病気の一つとして、睡眠時無呼吸症候群があります。本人は自覚していないのですが、夜中に何度も目覚めて、睡眠不足になります。そのために昼間に居眠りが出て、勉学や仕事に支障をきたし、交通事故にもつながるので注目されています。
 肥満が原因になっていることが多く、心疾患や脳卒中を起こしやすくなりますので、気をつける必要があります。肥満になると、上気道の内腔が脂肪のために狭くなって、発症しやすくなるようです。症状は、ひどい「いびき」や目覚めたときの頭痛などです。

 最近、小児にこの病気が増えていることが話題になっています。このことは、小児の肥満が増えているせいだと言われています。同時に、日本人の身長が急速に伸びたこと、そして柔らかい食事をあまり噛まずに摂るようになったために、顎が小さくなったことがかかわっています。
 この病気はヒトにだけ起こることが知られています。ヒトが直立して歩行するようになったので、チンパンジーなどよりも、喉の位置が低くなったために生まれた病気のようです。
 その代わりに、というわけではありませんが、良いことも起こりました。このように喉の構造が変わったおかげで、ヒトは言葉を話すことができるようになったのです。寝苦しい夏の夜には、気持ちを切り替えて、眠くなるまで家族と語らうというのは、いかがでしょうか。

2014.5.12 院長 河田純男

四季雑感【過去のページ】

ページトップへ