病院の基本理念
私たちは、患者さんの意思を尊重し、
高度で良質な医療を提供することによって、地域社会に貢献します。
病院の基本方針
- 患者さんを中心としたチーム医療を推進します。
- 地域と連携した急性期医療を提供します。
- 救急医療(二次、三次救急、周産期救急、小児救急)に精力的に取り組みます。
- 臓器移植、特に腎臓移植を推進します。
- がんや生活習慣病の予防と早期発見・早期治療に努力します。
- 少子化時代にあって周産期医療、母子医療を重視します。
患者様の権利宣言
- あなたは医療を受けるにあたって、一人の人間として大切にあつかわれる権利があります。
- あなたは、良質な医療を平等に受ける権利があります。
- あなたは、あなたの病気のことや、あなたが受ける治療や検査について、その必要性、効果、危険性、その他の方法の有無などについて、あなたがよく分かるまで説明を受ける権利があります。
- あなたは、あなたの診療録に記載されたご自分に関する情報の提供を、所定の手続きにもとづいて受けることができます。
- あなたは、あなたの治療や検査の方法を決めるとき自分の意見を述べる権利があり、その方法を選ぶことができます。また、受けたくない治療や検査などを断ることができます。
- あなたは、他の医療機関にかわりたいとき、あなたの診療情報の提供を受けることができます。また、医療のどの段階においても別の医師の意見を求めることができます。
- あなた自身の身体や病気、その他の個人情報について、あなたの承諾なしに第三者には知らされることはありません。
子ども患者様の権利宣言(こどもかんじゃさまのけんりせんげん)
あなたの病気を治すために、「医療における子ども憲章」を守ります。
憲章は、こちらをクリックしてください。
「医療における子ども憲章」(公益社団法人日本小児科学会)
ポストカード(公益社団法人日本小児科学会)
患者様の責務
治療を希望される患者様の権利を理解した上で、患者様には、次のような責務があります。
公共の場である病院を利用していただく上で、皆さんの療養環境を快適に保つため、当院の規則及び指示に従う責務
- 他の患者様の迷惑となるような行為、行動を行わない
- 理由の如何にかかわらず、他の患者様、あるいは職員に対する暴言、暴力を行わない
- 敷地内で喫煙、飲酒を行わない
- 主治医の許可の無い外出、外泊を行わない
- 許可のある外泊、外出時においても、暴飲、暴食等の療養指示違反を行わない
- ご自身の健康状態や病気に関する情報は、可能な限り病院に伝える
- 主治医から説明を受け、納得、同意された治療に関し、患者様自身でも主体的に参加する
- 治療費を支払う
上記の責務を果たしていただけない場合につきましては、当院での診療継続は不可能と判断し、診療を中断し、その後の診療をお断りすることがあります。
臨床倫理の方針
- 患者さんの基本的人権、権利を最大限尊重するとともに、患者さんにとって最善の利益を追求する医療を提供します。
- 患者さんの人種、性別、社会的身分、思想、信条によらず、差別なく必要な医療を公平、公正に提供します。
- 患者さんへの必要な医療情報の公開を推進するとともに、患者さんのプライバシーや個人情報の保護、職務上の守秘義務の遵守を徹底します。
- 医療内容、治療の選択について十分な説明と同意に基づく患者さんの自己決定権を尊重した医療を提供します。
- 患者さんの信仰、信条や価値観について十分配慮します。
- 生命の尊厳等の倫理的な問題を含むと考えられる医療行為については関係法令やガイドラインを遵守するとともに、患者さんの意思を尊重しご家族の意向にも配慮しながら、院内の倫理委員会等において十分審議、検討を行い方針を決定します。
2019年6月18日 倫理委員会承認