クリニカル・インディケーターとは、臨床医療の質を評価する定量指標で、医療の質改善のためのツールとなります。また、この開示や公開は、医療機関の説明責任を果たすことにもつながります。
2020年度実績 | 2021年度実績 | 2022年度実績 | 説明 | |||
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01 | 延べ入院患者数 | 104,807人 | 105,599人 | 108,182人 | ||
一日平均 287.1人 |
一日平均 289.3人 |
一日平均 296.4人 |
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02 | 退院患者数 | 9,630人 | 9,449人 | 9,671人 | ||
03 | 平均在院日数 | 9.9日 | 10.2日 | 10.2日 | 平均在院日数は、『在院患者延べ患者数/(新入院患者数+退院患者数)×1/2』です。在院患者延べ患者数とは、『毎日24時の入院延べ患者数』です。 | |
04 | 病床利用率 | 71.8% | 72.3% | 74.1% | 病床利用率は、『年間延べ入院患者数/延べ病床数×100(%)』です。 | |
延べ外来患者数 | 146,490人 | 150,486人 | 149,571人 | |||
一日平均 602.8人 |
一日平均 621.8人 |
一日平均 615.5人 |
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05 | 初診患者 | 11,344人 | 10,857人 | 11,282人 | ||
06 | 手術件数 | 4,792件 | 5,098件 | 5,392件 | ||
07 | 全身麻酔下手術件数 | 1,964件 | 2,003件 | 2,119件 | ||
08 | 分娩件数 | 447件 (176件) |
403件 (161件) |
398件 (129件) |
※( )内は分娩件数のうちの帝王切開件数 | |
09 | 生体腎移植 | 10例 | 11例 | 12例 | 当院の腎移植は、昭和48年に始まり、移植件数は680例以上の実績があります。 夫婦間移植・血液型不適合移植、先行的腎移植も積極的に行っています。院内にHLAセンターがあり、既存抗体陽性症例の対応も迅速に行えます。 |
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10 | 献腎移植 | 0例 | 1例 | 3例 | ||
11 | 救急外来患者数 | 5,743人 | 5,279人 | 5,963人 | 阪神間における救急医療の中核として、2次・3次救急を担ってきた当院は、平成23年4月より救命救急センターの指定を受けました。 平成25年にラピッドレスポンスカーを導入し、重症患者の救命率向上を目的に、病院前より診療を開始しています。DMATカーを導入し、さらなるホスピタルケアの充実を図っています。 |
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12 | 救急車搬入件数 | 3,509件 | 3,814件 | 4,581件 | ||
13 | ドクターカー出動件数 | ラピッドレスポンスカー | 585件 | 540件 | 680件 | |
DMATカー | 送り:83件 迎え:2件 |
送り:62件 迎え:0件 |
送り:58件 迎え:0件 |
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14 | 薬剤管理指導件数 | 10,566件 | 11,928件 | 10,185件 | 入院患者さんへの服薬指導です。薬の説明のほかに相互作用や副作用等を説明しています。 | |
15 | がん患者指導管理件数 | 707件 | 954件 | 734件 | 外来患者さんへ、抗がん剤治療について治療方法や副作用等を説明しています。 | |
16 | 個別栄養指導件数 | 入院 1,313件 | 入院 1,391件 | 入院 1,003件 | 患者さんの病状や栄養状態、食習慣等に応じた栄養指導を行っています。 | |
外来 310件 | 外来 303件 | 外来 327件 | ||||
17 | 集団栄養指導件数 | 112件 | 126件 | 132件 | 糖尿病教室、セミナー、腎臓病教室、両親学級など、集団での栄養指導を実施しています。 | |
18 | 糖尿病透析予防 管理指導件数 |
268件 | 266件 | 254件 | 糖尿病の合併症で、腎機能の低下している患者さんに対し、透析導入予防を目的とした継続指導を、医師・看護師・管理栄養士が協働して行っています。 | |
19 | 栄養サポートチーム(NST) カンファレンス件数 |
1,573件 | 1,812件 | 1,795件 | 栄養を専門とする医師・看護師・薬剤師・管理栄養士など多職種で患者さんの栄養状態を評価し、栄養障害のある患者さんには適切な栄養療法を提案しています。 | |
20 | 転倒転落件数 | 256件 | 237件 | 248件 | 転倒転落発生率は、『入院中の転倒転落報告件数/入院延べ患者数×1000』です。 ※単位(パーミル) 1,000人中 転倒リスクの高い患者の入院が増加していますが、前年度と比較し減少しています。入院時にスクリーニングを全員に行い、チームで連携し、先取りの転倒予防策の効果であると考えます。 |
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21 | 転倒転落発生率 | 2.44 | 2.24 | 2.28 | ||
22 | 褥瘡推定発生率 | 0.72% | 0.99% | 0.89% | 褥瘡推定発生率: (調査日に褥瘡を保有する患者数−入院時すでに褥瘡保有が記録されていた患者数/調査日の施設入院患者数×100(%) 褥瘡発生リスクの高い患者の入院が増加しています。継続的に看護師によるリスクアセスメントを行い、NSTと連携した予防的ケアや早期治療に努めています。 |
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23 | 冠状動脈造影検査 | 127件 | 149件 | 141件 | ||
24 | 経皮的動脈形成術 | 248件 | 191件 | 225件 |