腎移植センター
腎移植センターは腎移植手術の実施とそのための組織適合性検査を行っており、現在、日本でトップレベルを誇っています。
当院の腎移植に関する歴史は古く、昭和48年(1973年)の第1例目以来、2019年末で652例(生体腎504例、献腎148例)の腎移植を行っています。スタッフには3名の日本移植学会・日本臨床腎移植学会の認定医が揃っており、豊富な経験をもとに月間2例、年間約15~20例の腎移植を施行しています。
また、最近は夫婦間移植、ABO血液型不適合移植、プレエンプティブ移植(透析導入前の移植)などを積極的に行い、さらに今までは移植のできなかった既存抗体陽性症例に対しても術前の処置を行い、可能な限り移植を行うようにしています(国内外の学会で発表)。
週に2回腎移植外来を設け、退院後の外来フォロー、治療を行っています。
平成11年6月には脳死法施行以来全国で4例目の脳死腎移植を実施し、その受け入れ体制も整っています。
組織適合性検査部門はUCLA主催の国際HLA、クロスマッチ精度管理に参加し国際的評価を得ています。またWHO公認の組織適合抗原を2種類発見するなど、西日本の基幹移植検査センターに指定されました。かつて、近畿地区地方腎移植センターの役割を果たしていたため、腎移植についてご理解をいただけるよう県内でさまざまな啓蒙活動を行っています。
診療対象となる方
- 腎移植を受けようと考えている方
- 腎移植を受けた方
- 腎移植以外の骨髄移植など、他の目的のHLA検査
主な対応医療機器と設備
遺伝子解析装置(DNAシークェンサー)、遺伝子増幅装置(PCR装置)、細胞解析装置(フローサイトメトリー)、細胞培養装置、Luminex200
外来診療は泌尿器科で行っています。
腎移植
1. 腎移植を希望される方へ
腎移植の相談、献腎移植の登録等は泌尿器科の外来診療で行っています。
腎移植相談等は予約で水・木曜日午前中に行っています。
泌尿器科外来に前もって電話で確認をしてください。
献腎移植登録は水・木曜日午前中に受け付けしておりますが念のため、泌尿器科外来に前もって電話で確認をしてください。
Tel:0798-34-5151
外来診療受付時間内においでください。保険証と身体障害者手帳をお持ちください。
2. 腎移植の相談
腎移植を受けるために、腎移植について説明を聞きたい方はあらかじめ泌尿器科外来に電話予約をしてください。
3. 献腎移植を受けたい方の登録
必ず、透析主治医の紹介状をお持ちください。
受診されて登録の為の必要な検査及び日本臓器移植ネットワークに登録管理料を振り込まれたことが確認されて、登録が完了します。
なお、登録は年度単位の登録となっています。
更新の方法が変わりました。詳細はネットワークまたは当院へご連絡ください。
スタッフ紹介
腎移植センター部長
腎疾患総合医療センター長
アンドロロジー
男性不妊症
腹腔鏡
日本臨床腎移植学会腎移植認定医
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会腹腔鏡技術認定医
日本移植学会代議員/移植認定医
「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会」修了
臨床研修指導医養成講習会 終了
ダ・ヴィンチコンソールサージャン
日本アンドロロジー学会評議員
腎移植
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会代議員/腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本移植学会代議員/移植認定医
日本臨床腎移植学会腎移植認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
ダ・ヴィンチ コンソールサージャン
泌尿器ロボット支援手術プロクター(膀胱・前立腺)
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
臨床研修指導医養成講習会 修了
前立腺癌
日本がん治療認定医
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会代議員/腹腔鏡技術認定医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
ダ・ヴィンチ コンソールサージャン
医学博士
腎臓内科部長(科長)
腎移植センター部長
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
臨床研修指導医養成講習会 修了
日本透析医学会透析専門医
臨床研修医プログラム責任者養成講習会
腎臓内科医長
日本内科学会 総合内科専門医
日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医
日本透析医学会 透析専門医
日本臨床腎移植学会 腎移植認定医
臨床研修指導医養成講習会
腎臓内科医長
移植
日本内科学会認定医
日本腎臓学会腎臓専門医
臨床研修指導医養成講習会