兵庫県立西宮病院 脳神経外科は、脳卒中や頭部外傷、脳腫瘍、てんかん、水頭症などの幅広い脳神経疾患に対応し、カテーテル手術や顕微鏡手術や内視鏡手術を駆使し、「低侵襲で安全な、最先端の医療」をモットーとして診療にあたっています。
従来から脳卒中、頭部外傷といった救急疾患には特に注力して取り組んでおりましたが、2023年1月に脳血管内治療指導医が常勤医師として着任しましたので、より充実した救急医療を提供してまいります。

＜私たちが得意とする疾患分野＞

1. 脳卒中、脳血管障害（脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、未破裂脳動脈瘤、頚動脈狭窄症、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、脊髄硬膜動静脈瘻、もやもや病など）
2. 頭部外傷
3. 脳腫瘍（髄膜腫などの良性脳腫瘍、神経膠腫、転移性脳腫瘍）
4. 水頭症
5. てんかん

＜私たちが得意とする治療＞

1. 脳動脈瘤に対するカテーテル手術（脳動脈瘤コイル塞栓術、フローダイバーター留置術）
2. 頚動脈狭窄症に対するカテーテル手術（頚動脈ステント留置術）
3. 超急性期脳梗塞に対するカテーテル手術（脳血栓回収術）
4. 脳動静脈奇形に対する複合手術（カテーテルによる栄養血管塞栓術と開頭摘出術）
5. 硬膜動静脈瘻に対するカテーテル手術（コイル、ONYX、NBCAなど用いた塞栓術）
6. もやもや病や内頚動脈閉塞症に対するバイパス手術
7. 髄膜腫など多血性脳腫瘍に対する複合手術（カテーテルによる栄養血管塞栓術と開頭摘出術）

兵庫県立西宮病院 脳卒中センターは、脳卒中担当医が24時間365日常駐して診療にあたっていています。超急性期脳梗塞に対する血栓溶解療法（rt-PA静注療法）やカテーテル手術（経皮的脳血栓回収術）も行っていて、日本脳卒中学会の一次脳卒中センター（PSC）に認定されています。