お知らせ

高性能の超音波診断装置を用いた造影超音波検査について

造影超音波技術は肝細胞癌の診療支援に役立っています。造影剤(ソナゾイド)を静脈注射し、低音圧超音波により共振させることで造影効果が得られ、その効果は投与後60分と長時間持続する特性があるので連続的な観察が可能です。肝細胞癌はクッパー細胞を欠くので後期相での欠損像により通常の超音波検査では診断が困難だった早期肝癌の確定診断や描出困難な小肝癌も検出することができます。また造影剤は呼気から排泄されるため、腎機能が悪くて通常の造影CT検査や造影MRI検査が困難な症例にも実施することができます。