マンモグラフィ施設認定を更新しました(2012.6.29)

当院では、平成18年に「マンモグラフィ(乳房エックス線写真)検診施設画像認定」を取得して以来、３年ごとに審査を受け、今年も施設認定を継続しています。 マンモグラフィで乳がん検診を行う施設は、放射線のリスクを最小限にとどめ、 高品質な画像を常に提供することが求められ、受診者に対して安全性、信頼性と精度の高い検査を保証できなければなりません。
施設認定は、NPO法人マンモグラフィ検精度管理中央委員会によって行われています。乳房撮影の画質、品質管理、被ばく線量について検討され、全てが基準値を満たしていなければなりません。 「質の高い乳がん検診を行う医療機関である」というお墨付きをもらっているということになります。 乳腺チームでは、この施設認定に恥じない検診レベルを維持するため、月に一度各部門の専門スタッフが集まり、乳腺カンファレンスを行うなど、スタッフ一同一丸となりよりよい医療を提供できるよう努めています。 皆さまも安心して検診にお越しください。

 

第2回院内研修セミナーを開催(2012.6.14)

周術期の口腔ケアは肺炎などの術後合併症を減少させることから、近年注目されている周術期管理の一つとなっています。当院のように歯科のない病院では、手薄になりかねない分野です。そこで今回、兵庫医大口腔外科准教授　岸本裕充先生を講師としてお招きし、第2回院内研修セミナーを開催。西宮市歯科医師会の先生方を含め50人以上の方々にご参加いただきました。周術期の口腔機能管理～口腔ケアからオーラルマネジメント～という演題で講演が行われましたが、歯科のない病院でも地域歯科との連携でしっかりとした周術期管理ができることが分かり、実りの多いセミナーとなりました。