外来受診

禁煙外来について

当院は平成19年4月より敷地内禁煙となり、また平成21年4月には当院周辺が喫煙禁止区域となっております。このような社会情勢のもと、皆様の禁煙をサポートさせていただく目的で、保険診療の禁煙外来を開設しております。また、当院は日本禁煙学会専門指導者研修関連施設になっております。

保険診療の対象者は、下に示す条件全てに該当する方となります。

保険診療の条件

  1. 直ちに禁煙をしようと考えている方
  2. ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上である方
  3. 12週で5回の禁煙外来受診に同意される方
    (初診時、禁煙開始後2週、4週、8週、12週目の5回、受診していただきます)
  4. ニコチン依存症のスクリーニングテスト(下記参照)が5点以上である方
  5. 禁煙治療を受けることを文書で同意される方
  6. 1年以内に1回以上禁煙外来で治療を受けていない方

ニコチン依存症スクリーニングテスト

  1. 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。
  2. 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。
  3. 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてたまらなくなることがありましたか。
  4. 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。
    (イライラ・神経質・落ちつかない・集中しにくい・ゆううつ・頭痛・眠気・胃のむかつき・脈が遅い・手のふるえ・食欲または体重増加)
  5. 上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。
  6. 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっていても吸うことがありましたか。
  7. タバコのために自分に健康問題が起きていることがわかっていても吸うことがありましたか。
  8. タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても吸うことがありましたか。
  9. 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。
  10. タバコが吸えないような仕事や付き合いを避けることが何度かありましたか。

以上の質問に各々当てはまる場合を1点として合計5点以上がニコチン依存症と診断されます。

診療時間毎週火曜日 14時~16時(完全予約制)
診療場所内科外来
担当医奥野
担当看護師内科外来看護師
お問い合わせは内科外来へお願いします
治療に要する費用3割負担保険診療での自己負担分(計5回の受診、薬剤費を含む)として
約12,000円(貼付薬)~18,000円(内服薬)です。
(患者さんによっては、検査などで多少の負担増があります。)

紹介状のない方は選定療養費5000円が必要です。
従来の貼付薬(禁煙パッチ)に加え内服薬も処方できます。以前に、貼付薬による“かぶれ”や効果不十分などで禁煙できなかった方でも、1年を経過すれば再び保険適応の禁煙治療が受けられます。